1930年、台湾台北市に生まれる。
　旧制第四高等学校を経て名古屋大学を卒業後、金沢大学に助手として着任、助教授までつとめたのち大阪市立大学へ。大阪市立大学退官後、立命館大学を経て、滋賀大学学長。経済学博士。2016年、『戦後日本公害史論』で日本学士院賞受賞。2017年、金沢大学より名誉博士称号を授与される。この間、日本財政学会、日本地方財政学会、日本地方自治学会、日本環境会議などで会長など要職を歴任する。現在、大阪市立大学名誉教授、滋賀大学名誉教授。
　『恐るべき公害』（庄司光氏と共著、1964年）、『社会資本論』（1967年、改訂版1976年）、『都市経済論』（1980年）、『現代資本主義と国家』（1981年）、『環境経済学』（1989年、新版2007年）はじめ、著書・論文多数。